昨日、自民党総裁選が行われ決戦投票の結果、岸田氏が新総裁として選出されました。第100代内閣総理大臣(就任見通し)は、岸田文雄氏になりました。

私は政治に疎いことを予め告白しておきます。【註1】

ですが、岸田氏の公約には熱い視線を注いでいます。それは「エッセンシャルワーカーの処遇改善」、具体的には「公的価格検討委員会」を設置し、エッセンシャルワーカーの報酬を引き上げるよう検討するものです。

エッセンシャルワーカーとは、日常生活を維持するためになくてはならない職業に就いている人々のことです。コロナ禍で業務を続けるエッセンシャルワーカーに対して、世界各国の大統領や首相が敬意を表したことから日本でも注目がされ、いつしか市民権を得た用語になったようです。

私たち児童施設は、コロナ禍の折も業務を一切停止することなく、24時間365日、子どもたちの治療・支援に尽力してきました。

学校が休業になっても児童施設が休むことはありません。保育園が登園自粛を保護者に要請している時も、児童施設の子どもたちはみんな元気いっぱいで、外出等の制限が出ている中、どのようにエネルギーの発散を図ろうか、絶え間ない工夫と努力が求められました。

そう、私たちは正真正銘のエッセンシャルワーカーなのです!【註2】

岸田新総裁の公約で、名実ともに肯定的な評価を受けられるのは願ったりです。ただでさえこの業界は人手不足、さらに「新卒採用の2021年問題」が迫っているのです。悲しいかな、2022年以降22歳人口が減少トレンドに入り、売り手市場に拍車がかかるとのことです。将来の若者は、夜勤があり、コロナ禍でも休めない、ある種条件が厳しい仕事を選んでくれるでしょうか?やりがいや魅力を伝える機会すら与えられずに、他の仕事に目を向けてしまうことはないでしょうか?

それゆえ、岸田新総裁の公約には大いに期待をしています。

【註3】今日のお昼の給食:とんぺい焼き

 

【註1】本投稿は特定の政党への支持を表明するものではありません。

【註2】エッセンシャルワーカーの定義として、政府による定義があるかは不明です(9/30現在)。医療従事者や介護福祉士、保育士が含まれることは岸田氏の公約内で言及されているため間違いありませんが、社会的養護関連施設の職員が含まれるかどうか、確定的ではありません。ちなみに、英国政府によるクリティカルワーカー(エッセンシャルワーカーと同義)の定義(2021年3/9改訂版)には、ソーシャルワーカー、ケアワーカーが明示されています。社会的養護関連施設の職員はこれに該当します。

【註3】写真と本文は関係ありません。コロナ対策のため職員は孤食です。美味しさを共有し合える給食時間がなつかしいです。

 

施設長 いのうえ