『・・・それは心あるものの無心の美しさ。エジプトより前、原始時代よりももっともっと前から、生物本然の何かと共通したあるもの、地上に生を受けた時の心、アミーバーの心とでも云いたいものです。つかめないかも知れないが、死ぬ迄にはアミーバーの心とでも云うものを知りたい。』

高山辰雄という画家の言葉です。

子どもも大人も、一人ひとりの人間はみなちがうけれど、“アミーバーの心”は、みんなが共有しているものだと、そう思って生きたい。