NHK-TVのプロフェッショナル・スペシャル「プロに学べ!勝負の極意」に登場した棋界の最高峰に君臨し続ける羽生善治さん。年齢に伴って低下していく記憶力と持続力、そのことにいかに対応し、なぜ、勝ち続けられているのか?について語っておられました。

私はこれまで、碁や将棋などは「読み」がすべてだと思っていましたが、羽生さんは、もう一つ「大局観」というものを挙げられていました。

私なりの雑な解釈ですが、「読み」は、一つひとつの工程を想定し積み上げていって、その結末を確かめる作業であり、「大局観」というのは、その対局が進行していく流れ具合のイメージを思い描くあり方なのかなぁって考えました。

部分にばかりとらわれ過ぎてもダメ、全体ばかりを眺めていてもダメ。これは、世の中のさまざまな事柄に通ずることなんだろうな!と思いましたが、その一方で、もうちょっと深読みしなきゃいけないな!とも。

羽生さんはまた、勝負に大事なのは「直観」だとも仰っていました。でもこれは措いておきましょう。名人と呼ばれるお人以外の人間がこれに頼ると、ロクなことにはなりませんから。