今年の梅雨は”これでもか!?″というほど 雨が降りますね…
気圧の変化で頭痛や体調不良になる方も多いと聞いています。
また、新型コロナウイルスの感染者が増加してきたとのニュースも 気分をどんよりさせますよね(*_*;
自分に合う気分転換の方法を見つけて、この時期を何とかやり過ごしたいものです。

とは言え、以前のように気軽にお出かけできないこともあり、子育て中の皆さんにはより多くのストレスが溜まっているかと思います。
そんな中、子どもから「ママなんか嫌い!」「もうあっちへ行って!」なーんて言われてしまったらどんな気分になりますか?
毎日大変な中、そんな言葉を向けられたらイラっとしてしまいますよね。
「もういいわ、勝手にすれば!」と放っておくくらいならまだいいのですが、その言葉以上のキツイ言葉を子どもに吐いてしまったり、腹立ちまぎれに手を上げてしまったり…ついそんな行動に出てしまうこともあるかもしれません。そうなると、親子間での悪循環に陥り、子育てそのものがイヤになってしまうかもしれませんね。

子どもは、本当にママが嫌いなわけでも、自分を見放してほしい訳でもないのに、本当の気持ちとは違う言葉を使ってしまうことがあります。
(考えてみれば、大人もそんな時がありますよね~)
その時に聞いてしまったネガティブな言葉に惑わされず、言葉の裏にある子どもの本当の気持ちや欲求が何か分かれば、親もそれほどイライラしなくても済むかもしれません。

『子どもの本当の欲求を知る』
これは意外に難しいことです。
でも、親が子どもの言動から、本当の欲求を察し、気持ちを理解することができれば、
子どもは素直な想いを伝えてくれるようになり、
本当は大好きなママやパパに、「嫌い!」等という言葉を発することが減っていきます。
もちろん、認められないことや今はできないこと等には、ハッキリとNOを示すことは必要ですが、
「本当は〇〇したかったんだね。」と気持ちを理解していることを伝えるだけで、子どもは安心感を得ることができます。

日常のお子さんの様子から、「子どもの本当の気持ちはどうなんだろう?」と観察してみてください。
コロナ禍で、子どもと一緒に過ごす時間が長くなっている今こそ、そういうチャンスかもしれません(^-^)

もし子育ての中で、悩みや不安がある方は、当センターへの電話相談をご利用ください。
(児童家庭支援センター岸和田 相談ダイヤル 072-421-2000
 対応時間/平日9:30~17:30)

自分の悩みを共有できる人が居るだけで、解決できることも案外多いものですよ…

では、皆さまくれぐれもご自愛なさってくださいね!