ラジオの番組で、奈良の宇陀市に1,200種 約3,000本という世界的規模の「カエデの郷」があると紹介されていました。管理人の方が『カエデから教えられることがいっぱいある』と仰っていましたが、そのなかから一つ…。
カエデはとても乾燥に弱いので、真夏には葉をいっぱい茂らせ、みずからの根元に陰をつくって身を護るのだそうです。また、小さくて葉を茂らせることができないカエデは、根元に生える雑草によって乾燥から守られるのだといいます。カエデの世界でも、「自助」で生き、また「共助」で生かされているんだなぁって思った次第です。
カエデというのは、なんといっても紅葉です。でも残念ながら今年はもう遅いようですが、意外にも、春の芽吹きの頃の色の移ろいが、とっても美しいそうですよ。覚えておれるかなぁ?